野生生物や自然環境を対象とした記録映画を手がける群像舎が、福島第一原子力発電所の事故で広がった放射性物質が生態系にどんな影響をもたらすかを追跡・記録したドキュメンタリー「福島 生きものの記録」の第2作。文化庁映画賞文化記録映画部門で優秀賞を受賞した前作「シリーズ1 被曝」に続く今作では、警戒区域内に取り残された被ばく牛の保護や飼育を行う「希望の牧場・ふくしま」で体表に白い斑点の表れた牛たちの検査や、その結果報告などのほか、ツバメやニホンザルなど、原発事故から3年がたった2014年現在の、福島の動物たちの姿を記録した。
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